“歌手から俳優へ”など、華麗な転身を遂げることの多い韓国の芸能界。しかし彼の転身は少し違う。男女混成グループの代表ともいえる<高耀太(コヨーテ)>のラッパー、ペッカ(本名:ペク・ソンヒョン/27)は、もともとはRain(ピ)などのバックダンサーだった。ダンサーとして活動する一方で、190cm近い長身を生かしモデルとしても活躍、その後<高耀太>のメンバーに抜擢され歌手としても新たな魅力を見せることとなった。最近は、<高耀太>が活動を休止しているため個人活動を展開、歌手のジャケット写真を手掛けるなど、フォトグラファーとして注目を浴びている。そんなペッカが<WoW!Korea>とのインタビューで、仕事へのこだわりやこれからの目標などを打ち明けた。

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-芸能界で仕事をすることになったきっかけは何ですか?また<高耀太>に入って変わったことはありますか?
歌手になる前は、ダンサーやモデルとして活動していました。ある日、オーディションのお話をいただいたんです。それが<高耀太>のオーディションでした。メンバーになって変わったことですが…両親が、息子がテレビに映ることで喜んでくれます。あとは…周りの視線があるため、気楽に街を歩けなくなってしまいましたね。すごく嬉しいことなのですが、不便に感じることもあります。

-最近の活動を教えてください
<高耀太>メンバーのキム・ジョンミンさんが入隊したため、グループの活動は少しの間お休みしています。(女性ボーカルの)シンジさんはテレビ活動をしていて、僕はフォトグラファーの仕事と、その他にもオンラインショップを展開しています。

-歌手、モデル、フォトグラファー、ダンサーなど、あらゆる分野で活動していますが、1番自分に合うなと思う分野は何ですか?
そうですね…写真が自分によく合っていると思います。すべて好きな仕事ですが、いろいろと経験してみて、やはり写真なのかなと感じたりしますね。

-では自身にとって歌手、モデル、フォトグラファー、ダンサーとは何ですか?
そうですね…単純に職業の枠を超えた、若い日の経験…大人になるための過程であると思っています。

-写真はどのように勉強しましたか?またフォトグラファーに転身したきっかけは何ですか?
高校からの専攻が写真だったんです。10年前に始めた写真もおろそかにせず、着実に経験として積み重ねて来ました。芸能活動をしながらも個人で写真は撮り続けていたんですよ。そんなとき2006年にファッション雑誌<VOGUE>からお話をいただき、本格的に始めることになりました。

-グループ<PARAN(パラン)>や<Epik High(エピックハイ)>など歌手のジャケット写真を手掛けていますが、写真のコンセプトはどのように決めていますか?また写真のポイントは何ですか?
歌手のイメージとタイトル曲から感じたことをコンセプトとして決めています。ポイントは、それぞれの音楽やイメージが違ってきますので、そのときによりますね(笑)。

-モデルとしても活動されていますが、今、韓国ではどんなファッションが流行っているのでしょうか?
最近は、ブランド<ベルンハルトウィルヘルム(Bernhard Willhelm)>のように上はBoxy style(大きめのデザイン)、下はSkinny style(ぴったりとした細いデザイン)のヨーロッパ風ファッションが流行っていますね。またテクトニックスタイルにも人気があります。

-これからの活動計画と、日本での活動予定があれば教えてください
当分はグループでの活動はありません。個人では写真撮影で日本によく行くので、これからも行き来すると思いますよ。

-日本のイメージ、また知っていることはありますか?
日本は個人的に好きな国です。ファッションや音楽など芸術的なものが好きなので、日本には好感が持てるんですよ。韓国と日本は、長い間いろいろな意味で深い関係にあると思います。これからお互いに良い関係が築けていけたらいいですよね。

-韓国という国の良い部分を紹介してください
そうですね…団結力がすごいですよね。国民の気持ちが熱いので、どんなことにも団結できる国だと思います。

-休日はどのように過ごしますか?仲の良い芸能人は誰ですか?
休日は友達と遊びます。芸能人では、Rain、<Epik High>、ヤン・ドングン、<Nell(ネル)>と仲良しです。

-新しく挑戦してみたいことはありますか?
今、コントラバス(4本または5本の弦を持つ大きな弦楽器)を習っているので、チャンスがあればジャズ公演も開いてみたいですね。

-今後の目標を教えてください
写真も音楽もすべて頑張ります。努力した分だけ結果がついてくると信じているので、さらに努力を重ねて、その結果に見合う人間になりたいです。

-日本のファンへ一言
まだ日本では僕のことを知らない方も多いと思います。皆さんに知っていただけるように、すべてにベストを尽くすことのできる…そんな人間になりたいと思っています。だんだん気温が暑くなってきましたが、健康には気をつけてくださいね。日本で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。
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