韓国映画の歴史を一目で見られる韓国映画博物館が9日、ソウル市麻浦区上岩洞にオープンする。韓国映画の資料を収集・保管・復元する公式機関である韓国映像資料院が運営するもので、ソウル市内に設けられる初めての映画博物館となる。
 
展示スペースでは、常設展示の<韓国映画の時間旅行>で韓国映画創世記の歴史が始まる1900年から現在までの韓国映画100年の流れを映画と人物、遺物を通じて見ることができる。韓国映画史は第1期の1903年から1945年までの無声映画時代、第2期の1945年から1972年までの植民地解放後の戦争の惨状を描いた映画と1960年代の韓国映画全盛期、第3期の1972年から1986年は映画検閲の時代と国策映画、第4期の1987年から現在まではコリアンニューウェーブと呼ばれる1980年代の映画と1990年代の韓国映画ルネッサンスなどを紹介する。

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映像資料院はオープンを記念し、9日から25日まで、これまでに発掘復元された貴重な古典映画や隠れた傑作を上映する映画祭を開催する。
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