着工式には、当初参加が期待されていた黄教授が入院のため欠席したが、黄教授の研究チームの李柄千(イ・ビョンチョン)教授をはじめ、学界や研究機関、企業などから関係者約500人が参加した。
水原市の光矯テクノバレーで行なわれた「黄禹錫バイオ臓器研究センター」の着工式=8日、水原(聯合)
黄教授の研究を支援する意味で黄教授の名前をつけた同研究センターは、京畿道費215億ウォンと国費80億ウォンが投入され、来年12月までに光矯テクノバレーの約5000坪の敷地に延べ床面積2155坪規模で完工する予定。黄教授の研究チームはここで人間に移植可能な無菌豚の臓器を生産、研究するなど、異種臓器の実用化に向けた核心的な研究活動を推進することになる。
京畿道は研究センターが完工すれば、▼無菌豚の異種臓器生産技術の実用化による臓器移植の需給不均衡の解消▼難病患者治療費・社会コストの50兆ウォン節減▼雇用誘発・関連産業の波及効果として5万2000人の雇用創出▼2012年世界7大バイオ強国・世界シェア7%達成――などの効果が得られるものと期待している。
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