呉市長を批判する金院内代表=17日、ソウル(聯合)
呉市長を批判する金院内代表=17日、ソウル(聯合)
【ソウル17日聯合】統合民主党の金孝錫(キム・ヒョソク)院内代表は17日に国会で記者懇談会を開き、論議となっている国会議員総選挙のニュータウン開発公約問題について、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長にも責任を問う考えを明らかにした。ハンナラ党候補らがニュータウン開発を約束することが選挙法違反になると知りながら、黙認し手助けしたとの主張だ。
 ソウル市内48選挙区でハンナラ党候補40人が当選し、このうちニュータウン開発問題に関係す地域は29か所に上る。金院内代表は、「ニュータウン詐欺劇が決定的に勝敗を分けたと言っても過言ではない」と述べた。今回のことで謝罪すべきハンナラ党が、民主党候補らもニュータウン公約をしているので告発すべきだと主張しているのは、「まったく話にならないこと」と強調した。問題はニュータウンを開発すると公約したことではなく、「呉市長から確約を受けた。約束した」と発言したことだと指摘。明白な虚偽事実の流布であり、国民を対象とした詐欺劇だという点で、ハンナラ党候補と民主党候補のしたことには明らかな違いがあると強調した。

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