キム・ハヌルは明るくさっぱりとしていた。どこか“か弱い”これまでのイメージとは違った。オ・スンアに対して「とても愛くるしい」と言った。運命的な愛を信じるかという問いに、「結婚した人が私の運命の人なのでは?」と答えた。
“オ・スンア”のように、演技がうまくできず涙を流した頃から、銀行員になろうと思っていた過去まで、いろいろな話しを聞かせてくれた。
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<b>#“オ・スンア”がなぜ非難を受けるの?</b>
ー『オンエア』を楽しく見ている。“オ・スンア”役を演じる上で心配はなかったか?
「“悪女”とまでは言わないが、強いキャラクターなので心配はあった。けれど、役にうまく感情移入することができたので、迷うことなく決めた」
ー日頃から作品を選ぶとき“冒険”をする?
「私はチャレンジと表現している。同じキャラクターにしばられるのが苦手。“オ・スンア”は私から見てとても愛らしいキャラクター。ただ、ドラマの内容を100%事実として受け止める人たちがいるが、全て事実なわけではない」
ーキム・ハヌルから見た“オ・スンア”は?やりすぎだと思うところはないか?
「正直かっこいいと思う。実際、監督や作家の方は私が非難を受けるのではないか心配していたみたいだが、私はそれがどうしてなのか理解できない。とても魅力的だと思う。撮影に入る前からとてもテンションが上がった」
<b># 女優になっていなかったら銀行員の奥さんになっていたかもしれない</b>
ーモデルや女優になっていなかったらどうなっていたと思う?
「父や母とよく話すことだが、当時私がこれといった特技もなかったし、勉強も良く出来たほうではなかった。それで父は、必ず銀行に就職させなければいけないと思っていたらしく。おそらく高校を卒業したあと、銀行に就職して、いまごろ銀行員と結婚していたかもしれない」
<b># 自分の“顔”に責任を持たなければいけない</b>
ーデビューしてつらかった頃、家族から「やめたらどうだ」と言われたそうだが?
「それもドラマ『秘密』の頃までだったと思う。いつの間にか私の顔が広まっていて、それからは自分の顔に責任を持ってがんばろうと思った」
ー『ハッピートゥギャザー』のオ監督から習ったことが多かったそうだが?2時間も涙が出ず、監督が「一緒に飛び降りよう」とおっしゃったとか。
「目薬など使ってはいけなかった。感情がつかめるまでみんなが待っているのだけど、本当に情けなくて…スンホンオッパ(ソン・スンホン)と一緒のシーンで涙を流した後からは、自然と感情をつかめるようになった。わざと悲しいことを考えたりしなくてもよくなった」
ー“オ・スンア”はどう?
「最初は、トーンをつかむのが難しかった。スンアには悪いけど、常に堂々としているのがスンアだから、スンアになりきるために、“キム・ハヌルの慣れ”を捨てた」
<b># キム・ハヌルは女優である前に1人の女性</b>
ー“オ・スンア”のファッションはとてもシンプルだけど、実際もナチュラルな方?
「彼女よりずっとナチュラル。待ち時間が30分を過ぎれば、トレーニングウェアに着替える。『6年目恋愛中』の撮影の時、私が毎日同じ帽子をかぶってくるので、ユン・ゲサンが“その帽子は頭にくっついているのか?”と言ったほど」
ーストレスの解消法は?
「母と友だちのような関係だから、全部聞いてもらう。友達にも話すし、とにかくためない。言ったらすっきりする。はっきり言うから後もひかない」
ーいまも女優という職業に対して「やめたい」と思うか?
「今はそう思わないけれど、私自身が幸せでなければ“やめたい”と思うかもしれない」
ーその“幸せ”の中に結婚も含まれているのか?
「もちろん。私は人生の中で仕事より結婚がもっと大事だと思っている。女優である前に1人の女性だから。私が仕事のせいで家族に迷惑をかけたり、家のことをないがしろにするようになるのなら、家庭を優先する。けれど正直なところ2つともうまくいけば幸せ」
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