【ソウル6日聯合】北朝鮮・最高人民会議常任委員会の金英大(キム・ヨンデ)副委員長は5日、「南朝鮮(韓国)の現為政者らが北南間の和解と協力を望むならば、6・15共同宣言(南北共同宣言)と10・4宣言(南北首脳宣言)を徹底して履行しなければならない」と述べ、両宣言に立脚した南北関係の発展を促した。
 北朝鮮の朝鮮中央放送と平壌放送によると、金副委員長はこの日、「祖国統一に向けた全民族大団結10大綱領」発表15周年を記念する平壌市報告会に出席した。金副委員長は、2つの宣言を民族共同の統一綱領だとし、その履行から離れては南北関係と祖国統一に関連するいかなる問題も解決することはできないと述べた。韓国の当局者が非核などを言いながら、南北関係の発展にブレーキをかけ宣言の履行を公然と否定しているとし、「同族を敵対視し民族内部に反目と不和を生み出す対決政策を引っ込めなければならない」と主張した。

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