【公演レポ】俳優チ・チャンウク、初の日本コンサートツアー完走! 2万人が大熱狂!
【公演レポ】俳優チ・チャンウク、初の日本コンサートツアー完走! 2万人が大熱狂!
ドラマ「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」、「THE K2~キミだけを守りたい~」などの話題作で主役を演じ、日本やアジア各国で人気を誇る“アジアの貴公子”チ・チャンウクが来日。2024年3月8日・9日の大阪公演を皮切りに、3月12日・13日に福岡、3月16日・17日に東京の6回に渡り、初の日本コンサートツアー「2024 Ji Chang Wook Japan First Tour -March-」を開催した。

チ・チャンウク の最新ニュースまとめ

3月17日に東京国際フォーラム ホールAで行われたコンサートツアーの最終日は、春らしい暖かさに恵まれ、会場に向かうファンの足取りも軽やかに。場内では期待に胸をいっぱいに膨らませたファンが、チ・チャンウクの登場を今か今かと待ちわびていた。

開演時間ぴったりに場内が暗転すると、3月13日にリリースした日本2ndシングル「The Wind Of Spring」のミュージックビデオが流れ、音楽に合わせて手拍子が自然と沸き起こった。場内の空気が徐々に熱気を帯びてくると、雰囲気たっぷりのバンド演奏によってさらに場内のヴォルテージは上昇。そして、ステージ中央がパッと明るくなると同時に、バックライトに照らされたチ・チャンウクが姿を見せると、満員の会場から大歓声が沸き上がり、観客は総立ちに! チ・チャンウクは手を振りながらステージの後方から客席の方へと歩き、日本語で「こんにちは、お久しぶりです!」とあいさつ。1曲目にドラマ「ファーストキスだけ7回目」OSTの「Kissing You」を披露した。爽やかなサウンドに乗せて、伸びやかな歌声を会場に響かせ、歌の間奏にも日本語で「みなさん、会いたかったです!」と伝え、客席をじっくりと眺めながらファンとの再会に喜びを噛みしめていた。

歌い終わり、大きな歓声と拍手が送られる中、チ・チャンウクは「みなさん、こんにちは。僕はチ・チャンウクです」と日本語であいさつし、「きょうはツアーの最後の公演です。ツアーを始めるにあたり、たくさん心配していましたが、大勢のファンの皆さんのおかげで最後まで無事にたどり着くことができました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。続けて、日本語で「きょうの私、どうですか?」とファンに投げかけると、「モシッソー!(=かっこいい)」という声が飛びかい、その言葉に「本当にカッコイイですか?(日本語で)」と満足げな表情を見せる。

1曲目に歌った曲について、彼は「コンサートのスタートを『Kissing You』という曲から始めてみました。春とよく似合う明るい曲だと思います。僕のコンサートツアーのタイトルも春の“3月”です。春の爽やかな思いや新しい出会い、期待やときめき、愛を込めて“3月”というタイトルにしました」と説明。テーブルに飾ってある桜を見ながら「これ、桜、どうですか? 本当に綺麗です」と日本語でファンに投げかけることもあり、なるべく日本語で伝えようとしてくれている心配りにファンの心も満たされる。

会場に優しくも力強いサウンドが響くと、日本1stシングル収録曲の「僕がいたこと」を披露。「♪あなたへの想いを明日へのチカラにするから」というファンへの想いを繊細で切実な歌声で届け、続く日本2ndシングル収録曲の「Spring Is You」では柔らかな音色と優しい歌声でファンを癒した。
日本語の楽曲をリリースすることにしたきっかけについて、彼は「ファンミーテイングをする度に、日本の曲をカバーしてお聞かせしてきました。皆さんが喜んでくださっている姿を見て、僕も日本語で歌ったら皆さんが喜んでくれるかなと思いました。そんな考えで最初のシングルをリリースしたのですが、もうすでに2枚目がリリースされました。僕の音楽をとても喜んでくれてありがとうございます」と説明し、「これからいつになるかわかりませんが、これからも頑張って音楽を続けてベストを尽くしたいと思います」と音楽活動に対する強い意志を伝え、ファンの期待を高めた。

ここまで春にまつわる音楽を披露してきたチ・チャンウクだが、ファンから募集していた春にまつわる話を聞いていくコーナーも設けられた。エピソードが選ばれたファンに向けて、「よろしく おます(お願いしますの略:チ・チャンウク考案)」とあいさつすると、「子供のころ、富士山のふもとに住む100歳になる祖母が作ってくれたヨモギの草餅が好きだったというファンから、お母さんの手料理で好きな食べ物を聞かれる。すると「まずは、おばあ様への100回目の誕生日をお祝いしたいと思います。おめでとうございます」と、富士山のある方向を見てお辞儀をして礼儀を尽くす。そして、彼は「母が作ってくれる料理はすべて好きです。なので、おばあ様のように僕の母も健康でいてほしいですし、みなさんもずっと元気でいてほしいです」と伝えた。そのほか、ファンの二十歳の息子さんにあげるプレゼントを提案したり、誕生日を迎えたファンにお祝いの言葉を伝えたりして、ファンとおしゃべりをするような時間を過ごし、アットホームな温かい雰囲気となった。

トークコーナーを終えてからは、チ・チャンウクの歌声を堪能する時間へ。チ・チャンウクが客席をまっすぐ見つめる姿が大型ビジョンに映し出され、「アンナラスマナラ」と呪文を唱えて客席に手を伸ばすと、壮大で幻想的なオーケストラサウンドが会場を包み込み、ドラマOSTの「あなたは魔法を信じますか?」を披露。伸びやかで力強い歌声で歌うと、続けて、ドラマ「奇皇后 ~ふたつの愛 涙の誓い~」OSTの「蝶へ」を情感たっぷりに歌い、会場を一気にドラマの世界に引き込んだ。
コンサートのセットリストを自分で考えたという彼は、Yun DDan DDanの「君に会いたい夜」や、イ・ムンセの「愛が過ぎたら」といった、ゆったりとした落ち着いた曲調の楽曲も選び、チ・チャンウクの優しい歌声をたっぷり聴かせてくれた。

コンサートの後半を迎えると、チ・チャンウクと約10年を共にするバンド紹介が始まり、会場が一気に盛り上がる。メンバー全員の紹介が終わると、2階の客席から悲鳴のような歓声が上がった。なんとチ・チャンウクが客席に登場! 客席通路を颯爽と駆けながらファンとハイタッチをしていく彼は、限られた時間内になるべく多くのファンとあいさつしようと客席をまわり、会場は大興奮状態。2階から1階に移動し、チ・チャンウクがステージにたどり着くと、疾走感のあるバンドサウンドに乗せて、イ・ジョクの「君と」を力強い歌声で熱唱。両手を頭の上まで上げてリズムに乗せて手拍子をし、会場を大いに盛り上げた。

日本でのコンサートツアーということで、日本語のオリジナル曲以外に日本の名曲もカバーしてくれたチ・チャンウク。徳永英明の「レイニーブルー」では、汗を光らせながらしっとりと歌いあげ、長年愛され続けている曲について「僕もファンの皆さんから長く愛されたいです」と切実な思いを伝え、日本語で「頑張りますので、よろしく、おます!」と意気込んだ。ジャケットを脱いで披露したのは、米津玄師の「Lemon」。たくましく美しい上腕二頭筋を見せると、ファンの悲鳴のような歓声が響き渡り、会場を熱狂の渦と化した。

コンサートツアー最終日の公演もあっという間に終盤に突入。チ・チャンウクは「初めての僕のコンサートツアーで最後の東京公演まで走ってきました。コンサートツアーをしながら、たくさんのファンの皆さんに会いました。コミュニケーションを取って歌を聞いていただいて、僕にとってはとても大切な思い出になりましたし、本当にあたたかい春になりました。ツアーを準備しながら、とても心配していました。うまくできるだろうか、ファンの皆さんに満足していただけるのだろうかと心配しながら準備したのですが、多くのみなさんのおかげで、とても大切な幸せな公演になりました」とコンサートを振り返り、最後にドラマ「ヒーラー~最高の恋人~」OSTの「守ってあげる」を披露。チ・チャンウクが手を左右に揺らすと、それに合わせて客席のペンライトもゆらゆらと揺れる。「愛する人を守り、これからもずっとそばで愛し続ける」という想いは、チ・チャンウクもファンも一緒。韓国語の歌詞でありながらも、ファンも一緒に歌い、会場は温かい一体感に包まれた。

大きな拍手を浴びながら会場を去るが、その拍手はやがて手拍子となり、「チ・チャンウク!」と叫ぶアンコールがかかった。そして、そのアンコールに応え、ステージに再登場したチ・チャンウクは「6回公演をしてアンコールがでなかったことはありませんでした。ありがとうございます。そして、アンコールをしなかったこともありません(笑)。最後の公演なので、盛り上がって歌いたいと思います。みんなで一緒に歌ってください。本当に大切にとっておいた曲です」と伝え、会場に軽やかに跳ねるピアノサウンドが響くと、日本CDデビュー曲「あなたがいてくれた」を披露してくれた。チ・チャンウクが客席にマイクを向けると大合唱となり、会場全体が明るい笑顔で包まれた。

最後にチ・チャンウクは「この公演がみなさんにとっていい思い出になってくれたらうれしいです。これからも一生懸命頑張って活動していい姿を皆さんにお見せしたいと思いますので、僕のそんな姿がみなさんにとって少しでも人生の癒しになったり、楽しみになってくれたりしたらうれしいです」と伝え、日本2ndシングル「The Wind Of Spring」のステージへ。春の訪れを感じさせる爽やかなサウンドに乗せて、笑顔でのびのびと歌いあげる。

紙吹雪が舞うなか、「みなさん、ありがとうございました」と笑顔でステージをあとにしたチ・チャンウクだったが、「チ・チャンウク」コールの掛け声は鳴りやまない! その熱い声に応え、チ・チャンウクが走ってステージに戻ると「Kissing You」を披露。「♪いつまでも 君だけを見て 君だけを愛する僕を見て」と愛する気持ちを届けると、ファンから大きな拍手が送られた。そして、客席に深々とお辞儀をしたチ・チャンウクは「また会いましょう」と笑顔で伝え、さっそうとステージを後にした。
大阪、福岡、東京で行われた日本コンサートツアーは6公演で2万人を動員し、成功裏に幕を閉じた。





◆チ・チャンウク ジャパン オフィシャルファンクラブ(https://jichangwook.jp/
チ・チャンウクの最新情報をお届け!入会受付中。
◆3月13日、日本2ndシングル「The Wind Of Spring」をリリース!
「The Wind Of Spring」は“大切な人との再会”がテーマで、デビューシングル「あなたがいてくれた」から繋がるストーリーとなっている。時間とともに変化していく関係性と深い愛情を歌詞で表現している。ミディアムテンポのPOPソングとなっており、チ・チャンウクの優しく包み込む歌声が収められている。
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