上川外相は23日午後の定例会見で、“韓国が登録に関し、朝鮮人強制労役があったと反発しているが、どのようにしていくのか”という質問に対し「佐渡金山に関しては、韓国の立場を存じている」として先のように答えた。
日本政府は昨年1月、佐渡金山を世界遺産として再申請して以降、同じような発言を繰り返している。
佐渡金山の世界遺産登録については、ことしの7月21~31日にインドのニューデリーで開かれる世界遺産委員会で決定される予定である。
日本政府は佐渡金山の世界遺産登録を推進する中「遺産の対象期間を16~19世紀中盤に限定し、朝鮮人強制労役を意図的に排除した」という批判を受けている。
韓国は昨年、世界遺産委員会の新規委員国に選出されたことで、佐渡金山の登録審査過程で日本をけん制し、韓国の立場を伝えることができるようになった。
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