「米次期大統領は韓米同盟を支持」ブッシュ元大統領

【ソウル13日聯合】ブッシュ米大統領の父親、ブッシュ元大統領は13日、ソウルで開かれた韓国国際交流財団主催の講演で、「だれが米国の次期大統領になろうとも、韓米同盟を一層強化していくことを望むということを確実に言える」と強調した。
　「韓米自由貿易協定（FTA）が必要ないなど、大統領候補らの指名争いでの発言を聞いて心配しなくてもいい」とし、こうした発言は選挙用のものであり、大統領に就任すれば変わると述べた。クリントン上院議員と民主党候補指名の座を争うオバマ上院議員が、韓米FTAに批判的な発言をしている点を念頭に置いたものとみられる。ブッシュ元大統領は特に、米国は韓国ほど強い同盟を持っている国はないと評価し、韓米が自由と民主主義の価値をともに追求する国だからこそ、だれが次期大統領になっても韓米同盟を支持するものと信じていると強調した。

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　ブッシュ元大統領夫妻は11日に豊山グループの柳津（リュ・ジン）会長の招きで済州道を訪れており、13日に帰国する。