“バラードの皇太子”と呼ばれる歌手のTei(テイ)が8日、東京・品川プリンスステラボールで3回目となる日本単独コンサートを行った。2005年に大阪で初の日本コンサートを開いて以来、地道にファンを獲得し、昨年は大阪と東京で公演チケットが完売する人気ぶりをみせている。最近はソン・イルグク主演ドラマ『ロビイスト』、クォン・サンウ主演ドラマ『悪い愛』の主題歌を歌い、K-POPファンはもちろん、韓流ドラマファンにも支持層を広げている。今回のコンサートも全席完売、1000人余りのファンが詰め掛ける盛況となった。
 
公演は、「久しぶりのコンサートなので本当にうれしい」と日本語であいさつしたTeiに、観客は韓国語の声援で応えるなど、ステージと客席との距離を感じさせない盛り上がりを見せた。バラード曲だけでなくダンスも披露したほか、ドラマのオリジナル・サウンド・トラックに初めて参加したことなどを報告し、まだ韓国のファンの前でも歌ったことがないという『ロビイスト』挿入歌の『私の涙が枯れるまで』、『悪い愛』の主題歌『胸が悲しくて』などをドラマの映像とともに披露した。

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途中のトークショーでは、日本に初めて来たころの思い出や、過去の恋愛話を告白する一幕もあった。アンコールまでを無事に務めたTeiは、「歌が歌えることがうれしい。そして皆さんがいるから、もっとうれしい」とファンに感謝の言葉を伝えた。
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