汚染水海洋放出に関する定例会見を行う韓国政府関係者=4日、ソウル(聯合ニュース)
汚染水海洋放出に関する定例会見を行う韓国政府関係者=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に関して平日に毎日開いていた定例会見を来週から週2回に縮小する。国務調整室が4日、明らかにした。

 国会による政府機関に対する国政監査の日程を踏まえ、来週は11日水曜日と13日金曜日に会見を行い、再来週からは毎週月曜日と木曜日に会見を開く予定だ。毎日収集する放射能検査などの情報は、書面で毎日提供する。

 政府は汚染水の海洋放出の安全性を巡る議論が大きくなったことを受け、6月15日から同問題に関する定例会見を平日毎日開いてきた。

 国務調整室は定例会見の頻度を下げる理由について、海洋放出が8月24日に始まってからこれまで特別な内容がないことに加え、国政監査が始まることもあり、回数を減らすと説明した。


Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40