タイ銃乱射現場にいた女性BJ、生放送配信
タイ銃乱射現場にいた女性BJ、生放送配信
タイの首都バンコクの有名ショッピングモールで、14歳の少年が銃を乱射して7人の死傷者が発生した中、現場にいたBJ(ライブ配信者)がびっくりしすぎて慌てふためく姿が公開された。

 人気プラットフォーム「アフリカTV」で活動するBJのバービージニーは去る3日、「実際状況バンコクショッピングモールでの銃乱射事件で死ぬ所でした」というタイトルの映像を公開した。

 リアルタイムで放送されたこの映像で、バービージニーはバンコク市内の大型ショッピングモールのあるカフェで、飲み物を飲んで休んでいると、人々の悲鳴を聞くやいなや驚く。すぐに席から立ち上がり外に出たバービージニーは、「何なの」と言いながら、人々と一緒に駆け出した。

 「なんで?なんで? 銃みたい」と叫び、ショッピングモールを抜け出た彼女は、足から力が抜けたように座り込んだ。

 騒然とした現場の状況は、バービージニーが手に持っていたカメラに、そっくりそのまま収められた。

 彼女は、「とても恐ろしい」とし、「人々がまた逃げてくる。タクシーにも急いで乗っている」と歩みを催促した。

 そうしながら、「銃声が聞こえたが『何なの?』といった感じだった。その渦中に、15人くらいがその狭いフードコートからたくさん出てきたが、その瞬間直感的に『ドッキリカメラ?あ、違うね』という考えが浮かんだ」と伝えた。

 また、「子どもの母親が、ベビーカーをパッと捨てる感じで走るのを見て、『これ、いたずらではないんだな』と思って、荷物をすべておいて出た。本当に少しでも遅かったら、大変なことになる可能性もあったかも知れない」と話した。

 バービージニーは、4日の夜明けコメントを通じても、「ダンスを教える仕事で招待され来たのだが、初めてのタイだが最終日が本当に多事多難だ」とし、「楽しくお見せしたかったバンコク放送で、銃乱射事件を生放送でお見せすることになって残念」と伝えた。

 彼女は、「無事で良かったという慰労の言葉と、判断力が良かったという言葉をすべて見た。まだ心臓がバクバクいっていて、ホテルでゆっくり休んでいる」とし、「亡くなった方々に哀悼を示す」と残したりした。

 この日ロイター通信などによると、タイ警察は事件直後に逮捕した容疑者が14歳の少年で、精神病を病んでいると明らかにした。警察側の説明では、容疑者は「誰かに人を撃てと言われた」と供述しているという。

 なおこの事件で2人が死亡、5人が負傷した。警察の発表によると、死亡したのは中国人とミャンマー人の女性だ。

 ネットユーザーたちは、「昨日1日中あそこにいたが、本当に驚きだ」、「旅行に行くたびに行く所なのに…」、「近くにいたのだが、とても心が乱れている」、「あそこは人が本当に多いスポットの1つだが衝撃的だ」などの反応を見せた。
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