ブルネイ、カンボジア、パレスチナ、台湾、タイの選手団と共に行われた入村式では、白いジャケットに青いズボンやスカート姿の北朝鮮選手約20人が国旗を振りながら入場した。
選手団の代表は、体育省副大臣と推定されるオ・グァンヒョクという男性が務めた。
入村式を終えた北朝鮮選手団は、報道陣の質問に答えることなく宿泊施設に戻った。
コーチとみられる男性は、今大会の目標を問われると「優勝を勝ち取ること」として「良い成果を期待している」と話した。北朝鮮の戦力からみて、現実的な目標というよりは5年ぶりに参加した国際大会での善戦を誓ったものと受け止められる。
北朝鮮は新型コロナウイルスの自国への流入を防ぐためとして2021年に開催された東京五輪に参加せず、22年末まで国際大会への出場を禁じる懲戒処分を受けた。
23年に入って懲戒が解除され、北朝鮮は18年のジャカルタ・アジア大会以来5年ぶりに国際大会に復帰することになった。
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