李副会長は1997年にサムスングループ会長秘書室長を務めた後、1998年から構造調整本部長に就任、2006年に同部が戦略企画室と名称を改めてからは同室長を務めている。李健熙(イ・ゴンヒ)会長の意中と経営哲学を最もよく知り、グループの主要業務処理と意思決定過程に深く関わる「サムスン不正金疑惑」捜査の中核人物とされる。
一方、特別検事チームは同日午前にサムスン電子水原本社で家宅捜索を行い、疑惑資料を押収したほか、第一毛織の諸振勳(チェ・ジンフン)社長に対しても被疑者として取調べを行った。サムスン電気の李亨道(イ・ヒョンド)副会長、サムスン・コーニングの李志燮(イ・ジソプ)副社長、元サムスン電子専務やサムスンSDS代理、その他サムスン系列会社元部長らについても参考人として出頭を求め、調べを進めている。
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