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台風6号が韓国縦断の予想 危機警報を最高レベルに引き上げ
【ソウル聯合ニュース】韓国の行政安全部は8日、台風6号の朝鮮半島縦断に備え、同台風の危機警報レベルを同日午後5時をもって「警戒」から「深刻」に引き上げた。危機警報は下から関心、注意、警戒、深刻の4段階ある。また台風に対応するための中央災難(災害)安全対策本部の非常対応レベルを第2段階から最も高い第3段階に引き上げた。 9日から11日にかけて全国で直接的な影響を受けるという予測により決定したという。 韓国気象庁によると、台風6号は10日午前、強い勢力を維持しながら南海岸に上陸した後、朝鮮半島を縦断するとみられる。 安全対策本部は台風による人的被害を防ぐため、傾斜地、地下車道、河川沿い、海岸道路、防波堤などで通行規制を行い、半地下などの住宅の住民を避難させるよう関係機関に伝達した。 また出勤・登校の時間帯の公共交通機関を増便し、交通や気象などの緊急状況についてはショートメッセージなどを活用して国民に迅速に知らせるよう指示した。 李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官は「地下車道、河川沿いなど危険地域への立ち入りを事前に規制し、住民を避難させて人的被害が発生しないようにする」とし「国民も気象状況を注視し、外出を自粛してほしい」と呼び掛けた。