男は、2006年4月にもソウルの昌慶宮文政殿に放火し、執行猶予を宣告された前科がある。この火事の被害額は400万ウォン(約45万円)相当だった。当時、男は所有地の補償問題がうまくいかず不満を抱え犯行に及んだと供述しており、今回もこうした動機で崇礼門に放火したものとみられる。警察が前日に男から押収した手紙にも、京畿道・一山に所有する土地が開発されたものの、補償金問題が解決せず土地を売却できずにおり、これに対する社会的な関心を引くために放火したとの内容が記されているという。
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0