仁川国際空港の第1旅客ターミナル。チェックインカウンターに長蛇の列ができている=(聯合ニュース)
仁川国際空港の第1旅客ターミナル。チェックインカウンターに長蛇の列ができている=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部の航空統計によると、上半期(1~6月)の国際線利用客は2950万6492人で、新型コロナウイルス流行前の2019年同期(4550万2378人)と比較すると64.8%の水準まで回復した。

 同部は国際線を日本、中国(香港、マカオ、台湾を除く)、アジア(日本、中国を除く)、米州、欧州、大洋州、その他(中東、アフリカ)の7路線に分けて集計している。

 上半期の日本路線の利用客は19年同期の75.5%に回復した。

 回復率が最も高かったのはその他(中東、アフリカ)の路線で、利用客は約52万7000人、回復率は111.3%だった。中東の航空会社の旅客数が最近急増したことと関連があるとみられる。

 一方、中国路線の利用客は183万人で、19年比の回復率は21%にとどまった。中国が自国民に韓国への団体旅行を認めていない上、韓国内でも中国への旅行マインドが回復していないためとみられる。ただ、韓国航空会社が中国路線の運航再開や増便に乗り出しており、同路線の回復率は少しずつ上昇している。


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