ソウル近郊・京畿道南部の山中で乳児の遺体を捜索する警察。2015年3月に生まれた赤ちゃんの殺人容疑で今月6日に緊急逮捕された父親と祖母が、遺体を近くの山中に遺棄したと供述した(京畿南部警察庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ソウル近郊・京畿道南部の山中で乳児の遺体を捜索する警察。2015年3月に生まれた赤ちゃんの殺人容疑で今月6日に緊急逮捕された父親と祖母が、遺体を近くの山中に遺棄したと供述した(京畿南部警察庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の警察庁国家捜査本部は7日、病院で生まれた記録はあるものの出生届が提出されていない乳幼児について、全国で780件(死亡11件、所在確認92件、所在不明677件)を捜査していると発表した。捜査件数は1日で182件増えた。

 出生届が提出されていない乳幼児のうち、新たに4人の死亡が確認された。これで死亡確認は27人となった。そのうち11人は殺害された可能性があり、警察が捜査を進めている。14人については犯罪に巻き込まれた疑いはないとみて、捜査を終了した。

 警察は所在の分からない677人の生死確認を急いでいる。管轄別にみると、京畿南部が159件で最も多く、ソウル(132件)、仁川(70件)の順となっている。


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