ハイアールは「中国製低価格ブランド」という認識を払しょくするため、環境にやさしいプレミアムクラスと中大型製品市場への参入にも力を注いでいる。また年末までに600余りの自社流通網を確保するほか、2007年には200余りのアフターサービス網を構築する方針。これにより今後国内家電市場では、ハイアールの攻勢とサムスンやLGなど韓国企業とのトップ争いが激しくなる見込みだ。
ハイアールの喩子達副総裁は「現在韓国市場でシェア1位を占めているワインセラーとともに、キッチン家電、マルチメディア、IT製品まで多様な製品群で段階的に進出し、来年には名実ともにデジタル総合家電メーカーとなる」と目標を掲げた。
ハイアールは韓国市場を世界家電市場攻略の足がかりとするため、来年本社のデザイン、研究開発(R&D)、マーケティング分野の人材を韓国内に配置する考えだ。
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