法曹界によると、ソウル高裁刑事12-2部(チン・ヒョンミン、キム・ヒョンベ、キム・ギルリャン部長判事)は、13日午後、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復殺人など)容疑で起訴されたチョン・ジュファンに対する控訴審宣告公判を開く。
チョン・ジュファンは昨年9月14日夜9時ごろソウル地下鉄2号線の新党駅女子トイレで日常的にストーキングしていた女性駅務員A(当時28歳)さんを凶器で殺害した容疑を受けている。Aさんとチョン・ジュファンはソウル交通公社の同期だ。
Aさんへのストーカー行為で公判中だったチョン・ジュファンは昨年8月18日の裁判で検察から懲役9年を求刑されたことで、Aさんに恨みを抱き判決公判の前日に犯行したことが明らかになった。
1審はチョン・ジュファンに懲役40年を宣告し、位置追跡電子装置(電子足輪)装着15年を命じた。
裁判部は「何の罪もない被害者に報復の念だけで職場まで訪ねて殺害した」とし「多くの人に衝撃と悲しみを与え、犯行の重大性、残酷性を鑑みると罪責が非常に重く、厳重な刑に処罰するのが妥当である」と 指摘した。
これに対し、チョン・ジュファンと検察双方が控訴した。
4月の控訴審で検察は1審と同じく最高刑である死刑を求刑した。
一方、チョン・ジュファンはストーカー容疑での1審で懲役9年を宣告され控訴しているが、2審で両事件が併合された。
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