産業資源部は2015年までにデジタル電子産業分野で世界3位のデジタル電子大国を目指す計画を明らかにした。23日に開かれるデジタル電子産業発展戦略発表会でこのようなビジョンを提示する。
 発展戦略によると、年平均10%以上の生産と輸出の成長を通じ、2004年に212兆ウォンだった電子産業の生産規模を2015年には590兆ウォンに、輸出を967億ドルから3000億ドルに拡大することで、2004年に7.1%だった世界シェアを2015年には14%にまで高める。デジタル電子の世界市場は年平均4.9%成長しており、2015年には2兆2000億ドルに達する見通し。

 産業資源部はこのため、未来の情報技術(IT)時代の「デジタル・ルネッサンス」を主導するデジタル・エンターテインメント産業、サービスロボット産業、高齢者に優しい産業などを重点的に育成していく。特に次世代新技術分野でのグローバルなリーダーシップを確保するため、ユビキタス基盤技術、最高性能コンピューティング、感性型エンターテインメントなど10分野での基幹技術確保に乗り出した。

 また韓国の技術を世界に広めるため、国際標準の提案者としての役割を強化することにし、標準開発機関の育成、標準化フォーラムの運営などを通じ、2015年までに韓国の技術300件を国際標準に反映させることを目指す。

 このような新技術開発と国際標準化、戦略的なマーケティングを通じ、輸出10億ドル以上の主力商品を現在の12品目から2015年には25品目に増やすとともに、高付加価値機能の国際競争力を確保するため、デジタルイノベーションセンターの建設を2007年に始め、専門研究所、ベンチャー支援センター、先端海外企業などを集積化する計画。


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