ハンファグループの金東官副会長(画像提供:wowkorea)
ハンファグループの金東官副会長(画像提供:wowkorea)
韓国の造船会社「テウ(大宇)造船海洋」は23日に開催した臨時株主総会で、社名を「ハンファオーシャン」へと変更する内容を含む定款改定と、9人の取締役選出案などがすべて決議されたと発表した。

クォン・ヒョク の最新ニュースまとめ

ハンファグループで、防衛事業を行うハンファエアロスペース、システム開発を手掛けるハンファシステム、化学事業を手掛けるハンファ・インパクト・パートナーズ、エネルギー事業を手掛けるハンファエナジーの子会社2社などのグループ会社5社が約2兆ウォン(約2097億7400万円)の有償増資を行って、ハンファオーシャンの株式49.3%を取得。大株主となった。これにより大宇造船海洋は昨年12月16日に本契約を締結して以降6か月で、ハンファグループの一員となった。

ハンファグループのキム・スンヨン(金升淵)会長が2008年、大宇造船海洋の買収を試みたものの挫折した夢を、長男のキム・ドングァン(金東官)副会長が15年ぶりに実現したこととなる。

ハンファオーシャンの代表取締役には、ハンファのクォン・ヒョクウン副会長が就任した。金東官副会長は非常勤取締役となって経営に参加しつつ、ハンファオーシャンの早期経営正常化、および海外市場拡大を支援していくこととなっている。



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