日本の公演企画者と全州文化財団関係者=24日、全州(聯合)
日本の公演企画者と全州文化財団関係者=24日、全州(聯合)
全州文化財団は24日、日本から国際舞台芸術交流センターの田村光男事務局長をはじめとする公演企画者6人を招き、特別公演を開催した。この公演は地方の公演芸術団体を国際舞台に進出させ、韓国文化の優秀性をアピールする目的で催されたもので、8チームがフュージョン管弦楽や韓国舞踊など多彩なジャンルのステージを披露した。
 公演後の総評で、サムルノリが特に印象的だったと感想を述べた田村局長は、「韓国らしさをうまく生かして日本に進出すれば、日本人と共感できるだろう」とアドバイスした。尺八奏者の松田好充さんは「公演者それぞれの能力も優れ、可能性もある。韓国的な深みが引き出されれば日本に進出しても成功できるだろう」と述べた。このほか「韓国の深みを作品に盛り込む統一性が足りない」「可能性はあるが日本に進出してすぐに観客を集めるには力不足だ」との評価も出された。

 財団のイ・テホ政策研究室長は「全州には全州固有のイメージと差別化された公演プログラムがあり、このような公演をアジアを超え世界に進出させるために今回の行事を開催した。これを契機に地域の公演芸術団体が日本のみならず欧州などにも進出し、文化交流を行うことを期待する」と述べた。

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