色あせたキム・ユンジンの“ワールドセクシー”

<b>がんばりすぎも問題</b>

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21日午後2時、ソウル市三成洞(サムソンドン)のメガボックスで開かれた映画『6月の日記』(監督:イム・ギョンス/制作:ボストンメディア・フィルムアンドピクチャーズ)のプレス試写会に参加したワールドスター、キム・ユンジンが、ハリウッドを虜にしたセクシー美を披露し、優雅な姿を公開した。

来月1日に公開される映画『6月の日記』は、すでに書かれている日記の通りに起こる連続殺人事件を追跡する2人の刑事を描いたスリラー。ドラマ『ロスト』のヒロイン、キム・ユンジンの韓国カムバック作であり、『花嫁はギャングスター』のシン・ウンギョンの出産後の本格的なカムバック作でもあり、“花美男(イケメン)”ムン・ジョンヒョク(エリック)のスクリーン初主演作でもあるという、華麗なる修飾語で、制作前から高い関心を集めてきた。

現在、ハワイで『ロストシーズン2』の多忙なスケジュールをこなしているキム・ユンジンは、当初は試写会に参加できるかどうかわからなかったが、祖国の映画に対する深い愛情で、ドラマ制作陣に了解を得てスケジュールを急変更し、試写会場を訪れた。

この日、ヒラヒラしたシルク素材の、シルエットが見えるすっきりした黒のドレス姿で登場したキム・ユンジンは、全世界を魅了した、韓国の端雅な美しさを韓国取材人の前で思い切り披露した。

「久しぶりに韓国映画に出演できて嬉い」と試写会前、ステージに立って感想を語ったキム・ユンジンは、「ステキな方々と仕事が出来て感謝してますし、楽しい時間でした。まだ映画は見てませんが、とても期待しています」と、ときめく気持ちをそのまま伝えた。

しかし、太平洋を渡ってきたキム・ユンジンの膨らんだ期待もしばし。映画は開始後30数分あまりで、映像とサウンドのシンクが合わないという“大型事故”を起こしてしまった。結局、試写会の途中で上映が取り消されるという笑えないハプニングが起こったのである。

広報社側は、「よりよい画質で映画を見てもらうため、20日の夜に急いでフィルムのプリントを終えたため、技術的な問題が発生したようです。不本意にも試写会を明日に延期いたします」と弁明。主演女優キム・ユンジンの価値ある努力が水の泡になった瞬間であった。

一方、この日の記者試写会のため、臨時帰国していたキム・ユンジンは、翌日に延期された試写会といくつかのメディアとのインタビューを終え、予定通り24日にハワイへ出国し、『ロストシーズン2』の撮影に臨む。

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