同党のキム・ミンス報道官は論評で、「仮想通貨市場で、公正と正義を踏みにじった金南局議員の姿と、それをかばい、怒った民心に火をつける民主党の振る舞いもチョ・グク事件と似ている」と述べた。
また、「チョ・グク事件当時、『チョ・グク守護』と叫んで国民を怒らせた民主党が、今度は『ナムグク守護』と叫んでいる」とし、民主党のヤンイ・ウォンヨン(梁李媛瑛)議員とパク・ジウォン(朴智元)元国情院長の発言を取り上げた。
梁李議員は前日、あるラジオとのインタビューで金議員について、「魔女狩りのように、世論裁判が行われている」とし、「コイン投資をする国民が600万人をこえる。コイン投資自体を非道徳的だと言うことか」と述べた。
これについて「梁李議員にとっては、数百億ウォン規模のコインゲートくらいは、道徳的観点からも大したことではないようだ」と皮肉った。
また、「金議員が資料の要求に応じる理由はない。台風は強いが長くない」と語った朴元院長の発言については、「怒った民心をただ通り過ぎる風などと軽蔑した」とし、「民主党は閉党が答えだ」と批判した。
さらに、「ナムグク事件は『民主党の道徳性完全喪失』という実態を如実に示している」とし、「政治資金腐敗不正コネクション」と定義した。
そして、「資金源、資金洗浄の有無や関連者まで抜かりなくあばき、国民を欺いたことに対する厳重な法的責任を負わせなければならない」とし、徹底した検察捜査を通じた真相究明を求めた。
民主党のこのような態度に対し、韓国の世界日報は19日付社説で、「李代表が革新を無視して、浅薄な態度で局面転換だけを図ろうとすれば、民主党はさらに深い泥沼にはまるだろう」と警告した。
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