【公演レポ】“微笑みの貴公子”俳優キム・ソンホ、来日ファンミで感謝「キム・ソンホという俳優を発見してくれてありがとう」
【公演レポ】“微笑みの貴公子”俳優キム・ソンホ、来日ファンミで感謝「キム・ソンホという俳優を発見してくれてありがとう」
2020年に出演したドラマ「スタートアップ:夢の扉」で一躍注目を集め、2021年に主演を務めた「海街チャチャチャ」で国民的スターの仲間入りを果たした俳優キム・ソンホ。183cmの高身長に爽やかな笑顔で、多くの人々の心を虜にした。2022年12月に行われた「2022 Asia Artist Award in Japan」での来日から約5か月ぶりに、満を持して自身初の日本ファンミーティング「2023 KIM SEON HO ASIA TOUR IN TOKYO <ONE、TWO、THREE、SMILE>」を、5月12日(金)に東京/LINE CUBE SHIBUYAで開催した。

キム・ソンホ の最新ニュースまとめ

オープニングは、Paul Kimの「全ての日、全ての瞬間」を甘い歌声で披露。途中、ファンからの大歓声に驚いて、歌詞が飛んでしまった場面では「日本の方は控えめと聞いていたのですが、そんなことないですね。さすが、すごいです」と、日本のファンを絶賛した。「こんにちは。お会いできてうれしいです。会いたかったです。いつもありがとうございます。今日を楽しむ準備はできましたか?」と、日本語であいさつし、「今日は昼公演もあって、夜は緊張がほぐれるだろうと思っていたのですが、ステージに足を踏み入れた瞬間、息が出来なくなってしまいました(笑)」と、照れくさそうに話した。

現在、ファンミーティングでアジア各国を回っているキム・ソンホ。「コロナ禍でも、遠くから多くの人が応援してくれていることを知っていましたが、今回、色んな国でファンの皆さんと近くでお会いすることで、本当にたくさんの人が応援してくれていることを実感しました。一度会えば、体は離れていても、心は通じ合えるのではないかなと思います。ファンの皆さんのことは家族のように感じています」と、ファンへの想いを明かした。

映画『暴君』の撮影で、チェジュ(済州)島に長期間滞在していたソンホに、済州島のおススメを聞くと「焼いた太刀魚やアワビのお粥など食べ物もおいしいし、風景もとてもきれいです。海辺で海産物ラーメンを食べるのもいいですね。山には榧子林(カヤの木の林)の森があり、街で石畳の道を歩くのもいいと思います」と、ツアーガイドさながらに済州島の魅力を紹介した。

続いて、旅行で使える日本語のフレーズを学習するコーナーでは、「道に迷いました。助けてください」、「ここから一番近い駅はどこですか?」、「本当にありがとうございます」という3つのフレーズを練習した。「フレーズが長いですね」と困惑しながらも、キレイな発音を褒められると、うれしそうに微笑んだ。

「ソンホと名場面トーク」のコーナーでは、ソンホが出演したドラマの名場面を、抽選に選ばれたファンと一緒に再現した。ドラマ「スタートアップ:夢の扉」からは、車の中で寝ている主人公ダルミを外から窓ガラスをノックして起こすシーン。至近距離で、やさしく微笑みながら起こしてくれるソンホにファンも悶絶。ドラマ「君のハートを捕まえろ」からは、屋上で主人公ユ・リョンと乾杯するシーン。ステージ上では、缶ジュースを使って乾杯したのだが、自分が持っていた缶ジュースをファンにプレゼントするファン想いなソンホに大きな拍手が送られた。

「2023なんでもアワード」のコーナーでは、“1番おいしい日本料理”として挙げられた4つの候補(そば、深川めし、ラーメン、もつ鍋)から、ソンホが選んだのは「そば」。日本に来てからまだ食べてはいないが「韓国のそばより、はるかに美味しいと聞きました。韓国のそばが大好きなので、より期待できますよね。食べたいです」と、期待を込めて選んだそう。

続いて、“家に持って帰りたい日本のおやつ”として挙げられた4つの候補(たこ焼き、和菓子、団子、東京ばなな)からは「たこ焼き」を選んだ。「コーヒーと一緒にたこ焼きを食べるのですが…」と話すと、会場からどよめきが。「え?一緒に食べないですか?意外と合いますよ」と、意外な好みを明かした。「今まで団子を食べたことがなかったのですが、甘くてもちもちしていて美味しいですね。だから、1位はたこ焼き、2位は団子ですね」と、笑顔で話した。

シックな黒い衣装から、青いストライプシャツに白いパンツの爽やかスタイルに着替え、ゲームコーナーがスタート。まずはウォーミングアップとしてジェスチャーゲームを行った。お題にあったポーズをせーので披露し、ソンホとファンのポーズが一致すればOK。アイコンタクトを取りながら、さりげなくポーズの指示を出すソンホにファンも大笑い。見事、全部のお題でポーズが一致し、自身が広告塔を務めるブランドのTシャツをファンにプレゼントした。

ここからは、3名のファンとソンホで1チームとなり、計3チームでゲームクリアのタイムを競った。昼公演を含め、6回同じゲームに挑戦したソンホは「ファンの皆さんは僕よりゲームが上手ですね。僕は、本当はタイムが良くなっていかないといけないのに、どんどん悪くなってしまいました(苦笑)」と、少しお疲れかと思ったが、「でも幸せです。まだまだやれます!」と、意気込んだ。

個人戦では、ボトルフリップチャレンジやバスケのシュートに挑戦。「最近、映画『スラムダンク』を観ました。『左手は添えるだけ』」と、「スラムダンク」の名セリフを言いながら見事シュートを決め、会場を沸かせた。失敗したとき用に用意されていた罰ゲームだが、せっかくだからと成功しても果敢に挑んでくれた。「虎のカチューシャを付けてフォトタイム」、「スタンプの顔真似」など、スクリーンいっぱいに映るソンホのキュートな笑顔に、会場は大いに盛り上がった。

「今日は遠くからお越しいただき、会場をいっぱいにしてくださりありがとうございます。(日本語で)大好きです。皆さんにとっても楽しい思い出になってくれたらうれしいです。6月に、映画『貴公子』が公開されます。新しいドラマ『マンネイン』の撮影も始まります。今後も、いい姿、いい作品、いい俳優として皆さんにご挨拶したいです。キム・ソンホという俳優を発見してくださって、応援してくださるファン全員に感謝しています。そして、愛しています。皆さんのおかげで、これからも頑張っていけますし、堂々と歩いていくことが出来ます。今日はこんなに近くで皆さんにお会いできて幸せでした」と、あいさつした。

最後は、Epitone Projectとコラボし、自身も作詞に携わった楽曲「君という理由」を披露した。花吹雪が舞う中、幸せそうに歌うソンホ。「今日は楽しかったですか?僕もとっても楽しかったです。皆さんが送ってくださった応援と気持ちを、大切に胸にしまって帰りたいと思います」と話し、名残惜しそうにステージを後にした。


Copyrights(C)wowkorea.jp 5