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韓国 きょうのニュース(4月5日)
◇米戦略爆撃機が再び朝鮮半島に展開 韓国空軍と合同訓練 韓国国防部は、核兵器を搭載できる米空軍のB52H戦略爆撃機が朝鮮半島上空で韓国空軍と合同訓練を行ったと発表した。北朝鮮が先月末に戦術核弾頭を公開するなど、挑発を強めていることに対する警告とみられる。訓練には韓国空軍の戦闘機F35Aと米軍の戦闘機F35B、F16も参加した。米国の代表的な戦略資産であるB52Hの朝鮮半島への展開は、先月6日に黄海で韓国空軍と合同訓練を実施して以来1カ月ぶり。◇最大野党議員ら汚染水問題で6日訪日 福島視察へ 最大野党「共に民主党」の国会議員らは在韓日本大使館の浪岡大介公使と面会し、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出への懸念を伝えた。汚染水の安全性検証に韓国や周辺国が直接参加できるよう協力を要請するとともに、周辺国が同意するまで海洋放出をしないよう求めた。同党の議員5人は6日から2泊3日の日程で日本を訪問する。福島原発周辺を視察するほか、原発で働く労働者や地元住民との懇談会などを行う。◇三菱重工の特許権 地裁が新たに4件の差し押さえ認める 大田地裁が、日本による植民地時代に徴用された韓国人被害者と遺族ら4人が差し押さえを申し立てた三菱重工業の特許権4件について、これを認める決定を下したことが分かった。被害者の支援団体「日帝強制動員市民の集まり」が伝えた。被害者らは2014年2月と翌年5月に同社を相手取った訴訟を起こし、一、二審で勝訴したが、上告審の結論が4年以上先送りされている。被害者と支援団体は、差し押さえの仮執行(強制執行)手続きを進める方針だ。 ◇山火事同時多発 被災地の特別災害地域指定を尹大統領が指示 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、西部の忠清南道洪城郡など各地で同時多発的に発生した山火事で大きな被害を受けた10地域に対し、特別災難(災害)地域の指定を推進するよう指示した。大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官が伝えた。対象地域は洪城郡のほか、忠清南道錦山郡・唐津市・保寧市・扶余郡、大田市西区、忠清北道沃川郡、全羅南道順天市・咸平郡、慶尚北道栄州市の10市・郡・区。◇下水を分析しウイルス監視 今月から全国自治体で 疾病管理庁は、新型コロナウイルスの危機対応体制から日常的な感染症管理への転換を控え、今月から全国の広域自治体(17市・道)64カ所の下水処理場で新型コロナウイルス、ノロウイルス、インフルエンザウイルスなどの感染性病原体を監視すると発表した。下水による感染症監視は、医療機関が感染者を申告して統計的に集計する従来の方法とは異なり、生活下水に混じったウイルスの量を分析して各地域の感染者発生状況を推定、判断する分析手法だ。◇ソウル市が「グレート漢江」推進へ 生態公園・プールを再整備 ソウル市は、呉世勲(オ・セフン)市長が先月9日に発表した「グレート漢江プロジェクト」の最初の中核戦略である「自然と共存する漢江」を本格的に推進すると発表した。造成から18年がたった漢江生態公園については今年10月までに再整備計画を策定し、2025年までに市民と自然が互いに健やかに共存できる特化型公園として再整備する計画だ。漢江の老朽化したプールは、現代的な技術と感覚を取り入れた水遊び施設にリニューアルする。