高最高委員は昨年5月5日、子どもの日にKBCクァンジュ(光州)放送の‘ヨイド(汝矣島)招待席’に出演し、ワーキングママとしての苦衷を打ち明け、夫の育児支援が切実だったとこのように述べた。
高最高委員は当時「私は女性としてワーキングマザーではあるが、夫の積極的な支持がなかったら、実はとても苦しかっただろう。夫は詩人なので、本当に専業主婦のように子どもたちの育児をすべて担当してくれたので、私はこのように活動できる」と述べた。
さらに「もう男性たちも単に職場生活をするのではなく、妻の助けがあったために可能だという認識が少しできれば良い。私は夫の全面的な支持がある女性なので、どこかでワーキングママだと話すのは申し訳ない」と発言していた。
高最高委員のこのような過去の発言は与党の少子化対策を批判するために持ち出した‘働く夫、子どもを産んで育てる女性’という家族モデルと相反する。
高最高委員は27日、国会で開かれた最高委員会議で国民の力が最近、少子化対策として‘30歳以前に子どもを3人以上いる場合、男性の兵役を免除する案’を検討したという報道について「子どもは女性が産むのに、なぜ男性に恩恵が与えられるのか。経済活動は基本的に男性がするので兵役免除を通じて働かせてあげるという前近代的発想がその出発点ではないかと思う」と発言していた。
高最高委員のこの日の発言は‘夫の内助を受けた’という本人の過去の発言から話にならないという批判を受けている。高最高委員自身が夫の助けを受けて社会活動をしていながら、与党の検討案については前近代的家族モデルだとして男性だけが受ける恩恵と卑下したという指摘である。
一方、与党は22日、少子化対策として30歳以前に子ども3人以上いたら男性の兵役を免除する案を検討したと伝えられた。ユ・サンボム(劉相凡)首席報道官はこの日の午後、メディアの公示を通じて「国民の力で(このような案を)公式に提案したことはなく、推進する計画もない」と明らかにした。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83