中国・河北省、冷凍倉庫の解体作業中に火災発生…作業員ら11人死亡＝中国報道

中国・河北（かほく）省にある冷凍倉庫で火災が発生し、11人が死亡した。

河北省滄州（そうしゅう）市滄（そう）県当局は公式ホームページを通じ、27日午後2時半ごろ（現地時間）、県内にある閉鎖された冷凍倉庫の解体作業中に火災が発生したと発表した。

消防や警察などが出動し、火は火災発生から約8時間半後に消し止められた。倉庫内から作業員など11人が見つかったが、いずれも死亡が確認された。

倉庫の近隣の住民は、「26日か27日くらいから解体作業が開始された。ずさんな作業のせいで火災が発生したのではないだろうか」と話した。火災発生後については、「火の勢いが強く、近づくことができなかった。煙もすごく、倉庫周辺まで煙で覆われていた」と語った。

現在、県当局も調査を開始し、出火原因について詳しく調べている。