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サル痘「3カ月間感染者なし」 危機警報を「関心」に引き下げ=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、同日付で感染症の危機警報を「注意」から「関心」に引き下げたと発表した。 感染症の危機警報は低い順に「関心」「注意」「警戒」「深刻」と設定されている。 中央防疫対策本部は「国内外の発生状況や国内の防疫対応能力を総合的に考慮した」とし、17日の「危機評価会議」で決まったと説明した。 同感染症の危機警報レベルは昨年6月22日に国内で初めて感染者が確認されたことを受け、「注意」に設定され、前日まで約8カ月維持された。 国内で最後に感染者が確認されてから91日経過しており、世界保健機関(WHO)が東アジアを含む西太平洋地域や東南アジアでの危険度が低いと評価したことに加え、海外から流入しても対応できる体制が整っていることから、引き下げを決定したという。 韓国で確認されたサル痘の感染者は今月16日時点で計4人。4人目は昨年11月22日に確認された。