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			北ミサイル発射 韓国がNSC開催「いかなる試みにも断固対応」
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は18日、北朝鮮が同日に弾道ミサイルを発射したことを受け、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開いたと明らかにした。 NSCの常任委員は、ミサイルの詳細や挑発の意味などを分析するとともに、対応策を協議した。 大統領室は報道資料を通じ、「北の長距離弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議違反であり、朝鮮半島と域内の緊張を高める深刻な挑発であることを強調し、これを強く批判した」と伝えた。 特に北朝鮮内の深刻な食糧難で餓死者が続出している状況で、北朝鮮の政権が住民の人権と生活を顧みず、大規模な軍事パレードと核・ミサイル開発にだけまい進していると指摘。挑発で北朝鮮が得られるのは国際社会の過酷な制裁のみと警告した。 大統領室は韓国国民を脅かすいかなる試みにも断固として対応するほか、米ワシントンで今月22日に北朝鮮核問題に対応するため行う予定の机上演習「拡大抑止手段運営演習(DSC TTX)」をはじめ、韓米合同演習などを通じ、対応能力を実質的に強化していくと説明した。 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午後5時22分ごろ、首都平壌の順安から朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。長距離弾道ミサイルと推定されるという。韓国の軍と情報当局は新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の可能性が高いと見て分析を進めている。 北朝鮮による弾道ミサイル発射は元日以来48日ぶりで、今年2回目となる。
 
				
