国際電気通信連合（ＩＴＵ）はチュニジアで１６日から開かれている世界情報社会サミット（ＷＳＩＳ）第２フェーズで、デジタル機会指数（ＤＯＩ）による評価で韓国が香港（２位）、日本（３位）をおさえ世界最高と発表した。情報通信部が１７日に明らかにした。調査は世界の主要４０カ国・地域を対象に行ったもの。
　ＤＯＩはこれまで情報通信関連指標として知られているデジタルアクセス指標（ＤＡＩ）を発展させた指標。ＤＡＩが情報通信サービスの利用、通信網と機器の普及程度に焦点をおいた単純な情報通信指標だったのに対し、ＤＯＩはインフラの普及と機会提供、活用程度の３つの要素を総合的に分析し、情報通信の発展程度を計るもの。ＷＳＩＳが公式指標として採択したＤＯＩは、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）や国連貿易開発会議（ＵＮＣＴＡＤ）、国連教育科学文化機関（ＵＮＥＳＣＯ）など１１の国際機関が合意した検証可能なデータのみを集計するため公正性が高いという。


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