「梨泰院事故追悼、ろうそくデモ集会」…ソウル広場近く混雑=韓国(画像提供:wowkorea)
「梨泰院事故追悼、ろうそくデモ集会」…ソウル広場近く混雑=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のイテウォン(梨泰院)事故の遺族とソウル市の間で、犠牲者焼香所の設置を巡り対立が続いている中、ソウル広場近隣では「独立的調査機構の設置」などを促す追慕集会が開かれる。雨が降った後、肌寒い中でも今週末もソウル都心のあちこちで集会が開かれ、市民の交通不便が続く見通しだ。

 「10・29梨泰院惨事市民対策委員会」は11日午後7時からソウル・チュン(中)区のソウル市庁西側で「梨泰院事故追悼集会」を開催する。追慕集会は二度とこのような惨事が繰り返されないことを願う気持ちから、6日からソウル市庁前の市民焼香所前で午後7時から8時まで毎日進行された。市民団体の現場発言をはじめ、文化芸術家のバスキング公演などで構成される。約2000人が参加する集会では△梨泰院事故独立的調査機構の設置△ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の公式謝罪などを促す方針だ。

 先立ってソウル市は4日「梨泰院事故100日追慕大会」のためのクァンファムン(光化門)広場使用申請を許可せず、遺族との対立を触発した。ソウル市は「KBSの放送撮影が予定されており『日程重複』で広場使用が不可能だ」と通知したが、遺族側は「KBSと調整が可能だったがソウル市が形式的に許可問題を処理した」と反発した。その後、遺族と対策委などはソウル広場に焼香所を設置し、今週追慕集会が続いている。ソウル市は対策委などに8日に撤去すると予告したが、15日に撤去期限を延期しひとまず対立は落ち着いた状況だ。
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