マスクを外して登校する生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
マスクを外して登校する生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
◇マスク義務ほぼ解除 医療・交通機関のみ当面維持 新型コロナウイルスの流行が落ち着いたことを受け、韓国で30日から一部の施設を除いて屋内でのマスク着用義務が解除される。今回の措置で、大型スーパーや百貨店、ショッピングモールほか、学校、幼稚園など、ほとんどの場所で着用義務がなくなる。地下鉄駅構内やバス停留所、プール、フィットネスクラブ、高齢者福祉施設なども着用義務が解除される。ただ、感染リスクの高い人への感染を防ぐため、医療機関や感染リスクの高い施設のほか、公共交通機関の乗車時のマスク着用義務は当面維持する。◇韓米国防相・外相 今週相次ぎ会談  韓米の国防相と外相は今週、ソウルと米ワシントンでそれぞれ会談し、北朝鮮の核の脅威をはじめとする懸案について議論する。先ごろの日米首脳会談以降、韓米日3カ国の協力にもさらに重きが置かれており、今回の会談がさらなる転機となるか注目される。韓国とフィリピンを歴訪するオースティン米国防長官は31日、ソウルの国防部庁舎で李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官と会談する。北朝鮮の7回目の核実験など、北朝鮮の脅威に対する協力策をはじめ、拡大抑止の実行力強化に向けた具体的な対応策などが話し合われる見通しだ。来月初めには朴振(パク・ジン)外交部長官が米ワシントンを訪問し、政策協力に乗り出す予定だ。◇韓日がきょうソウルで局長級協議 徴用問題で日本の「呼応」が焦点 韓国と日本の外交当局は30日、日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題の解決策を模索するため、ソウルで局長級協議を行う。協議には韓国外交部の徐旻廷(ソ・ミンジョン)アジア太平洋局長と日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が出席する。局長級協議は16日に東京で開かれて以来、約2週間ぶり。両国は局長級協議を1カ月に1回程度のペースで開いてきたが、最近は約40日間に3回と開催の頻度を高めている。協議は大詰めを迎えているとみられ、今回は実務責任者レベルで重要な局面となるとの見方もある。◇新規コロナ感染者7416人 昨年7月以来の低水準 中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から7416人増えたと発表した。新規感染者数は昨年7月以来の低水準となった。
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