韓国の新規感染者「2万人台」…2日連続の前週対比「増加」から「減少」に

韓国では今月30日から室内マスク着用義務の解除を控える中、旧正月連休後2日連続で前週に比べ増加していた新型コロナウイルスによる新規感染者数は「減少」に転じた。

中央防疫対策本部は「28日の0時基準で、一日の新規感染者は2万3612人発生した」と明らかにした。これは、前日発表値（3万1711人）より8099人少なく、1週間前（2万7644人）より4032人少ない数値である。

旧正月の連休後、診断検査件数が増加したことで、前日まで2日連続で新規感染者数が前週に比べ増加を記録していたが、今回再び「減少」に転じた。この日発表の新規感染者のうち海外からの流入事例は48人で、前日発表値より1人少ない。このうちの33人（68.8%）は、中国からの入国者である。

入院中の重症患者数は、前日（481人）より71人少ない410人である。また新たな死者数は29人で、前日より7人減少した。累積致死率は0.11%である。