猫を水責めして殺した空軍兵...下士官は撮影だけした=韓国(画像提供:wowkorea)
猫を水責めして殺した空軍兵...下士官は撮影だけした=韓国(画像提供:wowkorea)
軍服務時代に猫を残酷に虐待した予備役の兵長に懲役刑が宣告された。また、虐待の様子を撮影した下士官は罰金刑を言い渡された。

法曹界によると21日、韓国カンウォンド(江原道)のある空軍部隊で軍服務をしたA氏(23)は2021年1月中旬、拳と足で猫の頭や胸などを殴る方法で虐待を始めた。

虐待は徐々にエスカレートした。A氏は1月末、猫を逆さ吊りにして鉄製のドアにぶつけるようにして、2月中旬には紙コップに猫の口と鼻を無理やり押し込む方法で水責めをした。結局、猫は死んだ。A氏が犯行をする間、他の兵士たちはこれを見守るだけだった。

A氏の犯行理由はとんでもなかった。猫にエサをあげようとしたが、猫がひっかいて腹が立ったというのだ。

部隊の下士官だったB氏(25)は、A氏の虐待行為を助けたり見守ったりしながら、携帯電話で生きるためにもがく猫の姿を撮って、他の兵士たちに送った。

A氏とB氏は昨年11月、それぞれ動物保護法と動物保護法違反ほう助の疑いで裁判に渡された。

事件を審理したチュンチョン(春川)地方裁判所はA氏に対して、「犯行方法と結果などに照らして罪質は決して軽くないが、悔やんでいる点などを考慮した」として懲役6か月・執行猶予2年を宣告し、暴力治療講義40時間の受講と社会奉仕80時間を命令した。また、B氏には罰金300万ウォン(約32万円)を宣告した。
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