14日、韓国大統領室によると、尹大統領の出勤時に実施された「ドアステッピング」は、現在まで計61回行なわれてきた。
最後のドアステッピングは昨年11月18日であった。大統領室は11月21日、このことについて「根本的な検討を通じて、国民とのよりよい意思疎通のため、やむなくきょう付けでドアステッピングの中断を決定した」とし「(特定記者が)大声を出すなど望ましくないことにより、難しいと判断した」と説明した。
しかし、尹大統領の支持率はその後、上昇し始めた。世論調査企業“韓国ギャラップ”によると、11月第3週の支持率は29%であったが、ことし1月第1週では37%まで上昇している。また、他の世論調査では40%を超えたものもあった。
ヨンイン(龍仁)大学のチェ・チャンニョル特任教授は「大統領の露出が以前より少なくなり、減点される姿がみられなくなったという点と関連があるようだ」とし「改革や安保に対し積極的で、政策的な面で主にメッセージを発信していることも関係があるようだ」と分析した。
つづけて「尹大統領に投票したが、これまで支持していなかった人たちが戻ってきたようだ」とし「それで支持率が40%ほどまで上昇したのだ」と付け加えた。
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