同会長はこの日午後、ソウル・ソンパ(松坡)区のロッテワールドタワーで開かれた「2023上半期VCM(バリュークリエーションミーティング・旧社長団会議)」でこのように述べ、「経営環境が安定的だった過去10年とは異なる『常時的危機』の時代になった」とし「内部革新によって危機を克服しなければならない」と述べた。2020年1月以降、3年ぶりに対面方式で開かれたこの日の会議には、同会長をはじめとしてロッテ持株(004990)のイ・ドンウ代表理事、各事業群の総括代表、系列会社代表理事など70人余りが参加した。
辛東彬会長は「世界市場で競争力を備えた会社になって企業価値を向上させなければならない」とし「グローバル競争力は世界的な先導企業の地位確保、企業価値の向上は持続可能な成長と収益を創出すること」と定義した。
ロッテはこの日、「常時的危機時代」を持続成長の踏み台に転換するための議論を進めた。グローバル危機状況を克服できる案を主題にした外部講演で始まり、ロッテグループの「シンクタンク」であるロッテ未来戦略研究所が今年の経営環境を診断し、発生可能な多様な危機状況とこれに対する対応方向性について共有した。
同会長は「今年は再跳躍のために過去数年間準備した努力を証明しなければならない重要な時期」とし「変化と革新のために挑戦しなければ、未来は過去と大きく変わらないだろう」と述べた。続けて、「ロッテワールドタワーの建設過程に多くの困難があったが、絶え間ない挑戦を通じて国内最高層の建物を建てることに成功した」とし「『国民に愛される会社』という一方向を眺めながら、変化した寡占で革新の中心になって会社を導いてほしい」と注文した。
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