韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相は、中国が韓国人への “中国行きビザ発給”をかなり中断した措置をとったことについて「報復だとはみていない」と明らかにした。

ハン首相は10日、ソウルの首相公館で行なわれた “出入り記者団新年夕食懇談会”で「韓国がまず先月30日に中国発の韓国行き短期ビザ発給を中断し、航空便の追加増便を制限する措置をとった時、中国外交当局と十分意思疎通をした」と語った。

つづけて「われわれが先日そのようなことを決定した時、外交部(外務省)に対し『われわれがなぜこのことをするのか、中国政府に十分釈明するよう』指示した」と説明した。

ハン首相は、中国が韓国に強硬な措置をとった理由について「中国の状況が、外側からみるよりももっと悪化しているようでは困るとみているようだ」と語った。

ハン首相は「国民の安全がトップ(最優先)だと考える」とし「そこで起きることは、意思疎通を通じて解決していく」と強調した。

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