この日午前、MBCのラジオ番組に出演したキム議員は「これは、地図の見方が分かるソウル市民であれば、誰でも分かることだった。国防委員会が報告を受けた飛行ルートを一般市民に見せてみたところ『チョンノ(鍾路)を通過したようだ。ナムサン(南山)側に言ったようにも見えるが…』と話した」と言及。キム議員は、米韓連合司令部・副司令官を歴任した陸軍4星将軍出身の議員だ。
キム議員は「南山と連結している地域であれば、飛行禁止区域の半径に入る。補佐官と共に飛行禁止区域を表示し、無人機の航跡を見たところ、飛行禁止区域の北端を通ったことを確認した」とし、「そうであるならば、無人機が飛行禁止区域に入った可能性があるため、改めて点検して備えよという意図で疑惑を提起したのだ」と強調。
「わたしが断定したわけではなく、『飛行禁止区域に侵入した可能性があるから、点検してほしい』と言っただけだ」と改めて強調したキム議員は、「その翌日に大統領室は『それは違う』、『利敵行為だ』などという表現まで用いた。大統領室がどれだけ圧力をかけたら、そのような表現を用いるのか」と怒りをあらわにした。
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