警察は29日、事故が発生した防音トンネル入口付近にある「トンネル進入遮断施設」が作動しているかどうかなどを調べる方針だと明らかにした。
この施設は事故発生時に追加車両の進入を遮断するもので、今回の事故時には作動しなかったという。
また、火災の始まりとなった貨物車運転手に対する参考人調査は同日午後に終えた。
警察関係者は「運転手を任意同行して調査し、まだ立件していない」とし「火災経緯と被害が大きくなった理由については多角的に調査する」と述べた。
京畿消防災難本部などによると、この日午後1時49分ごろ、トンネルを通過した廃棄物回収トラックから原因不明の火災が発生し、火がプラスチック素材の防音トンネルの壁に燃え移った後、急速に広がった。
火災は事故発生から約2時間後の午後4時12分に完全に鎮火されたが、防音トンネルとトンネル内にあった車両のほとんどは全焼した。
関係当局は防音トンネル全長830メートルのうち600メートル区間が焼失し、車両45台が燃えたと伝えた。死者5人は4台の乗用車の中でそれぞれ発見された。
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