政府は20日、金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)の主宰で国家科学技術委員会を開き、科学技術で世界上位5位入りを目指すとした第2次科学技術基本計画を確定した。科学技術部が明らかにした。
 科学技術基本計画は科学技術分野で最上位となる国家計画で、5年ごとに関係官庁の計画と施策をまとめ策定される。2008年から2012年までの第2次計画は、「超一流科学技術、豊かな大韓民国」というビジョンと「科学技術5大国の実現」を目標に、「研究開発投資の持続的な拡大と質的な効率性の向上」「先進国追撃型の戦略で創造型・先導型革新に転換」など6大政策方向を提示する。

 10大政策部門のうち「基礎研究の振興」部門では、政府基礎研究費を現在の2倍にあたる3兆2000億ウォンに、科学技術部・教育人的資源部・国防部の基礎研究事業費を現行の3倍となる1兆ウォンにそれぞれ増やすとしている。また、「民間技術革新の支援」部門は、売上高1000億ウォン以上の技術集約型の中小ベンチャー企業を500社育成することを目標に掲げた。


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