チュ院内代表は27日午前、国会本庁で開かれた院内対策会議で「文政権当時、青瓦台は任期5年間になんと950件以上の統計資料を公表前に受け取っていたという事実が明らかになった」とし「ファン・スギョン(黄秀慶)統計庁長が更迭されカン・シヌク統計庁長が赴任してからは、生活の質指標が以前に比べ、その改善率が70%を超えたことで、統計庁の職員たちさえも驚いていた」と語った。
つづけて「指標のうち、年所得対比の住宅価格やジニ係数など当時の状況において不利な指標は、最初から削除した」とし「国民の幸福度まで操作するのは、ジョージ・オーウェルの小説“動物農場”でこそ可能なことだ。監査院は一抹の疑惑も残すことなく、すべての統計操作を徹底して調査し、厳正に責任を問わなければならない」と語った。
国会・企画財政委員会所属のキム・サンフン与党議員は前日、統計庁から入手した “事前統計資料提供現況”を基に「文政府の任期内に、青瓦台が統計庁の公表前に受け取った資料は計957件だった」と明らかにした。統計法は公表前の統計資料を政府に事前提供することを原則的に禁止しているが、これは統計解釈を有利な方向に変えることを防ぐためである。ただ例外とする場合は、事前の閲覧許可が可能だという。
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