韓国の新月城原子力発電所(画像提供:wowkorea)
韓国の新月城原子力発電所(画像提供:wowkorea)
韓国のことしにおける電力取引量で原子力発電が占める割合は、2017年以降5年ぶり「30%台」に拡大するものと調査された。またことしの電力取引量は、2015年以降7年ぶりに最高を記録するものとみられる。

韓国電力取引所の電力統計情報システムによると、ことし11月までの原発電力取引量は15万2958GWh(ギガワット時)で、総電力取引量(49万8757GWh)の30.7%を占めた。

これは、31.7%であった2015年以降で最も高い数値である。電力取引量とは、電力販売事業者である韓国電力が発電事業者から購入する電力量を意味する。

原発電力取引量は、2013年を除き2016年まで30%以上を維持していたが、ムン・ジェイン(文在寅)政権が発足した2017年からは20%台に落ち込んでいた。

一方、ことしの年間電力取引量も過去最高を記録すると予想されている。まだ12月の電力消費量は集計されていないが、すでに11月までで15万GWhを超え、2015年に記録したこれまでの最高値(15万7167 GWh)に迫っている状況だ。

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