韓国の輸入車登録３００万台突破　全自動車の１２%超

【ソウル聯合ニュース】韓国の国土交通部が２７日発表した今年の輸入車登録台数は１１月末時点で３１６万６７７２台となり、自動車登録台数全体の１２．４%に達した。　２０１１年に６０万台に満たなかった輸入車登録台数は１４年に１００万台、１８年に２００万台を超え、今年３００万台を突破した。　自動車登録台数全体に占める割合も１９年に１０%を上回り、以後も上昇を続けている。　ブランド別ではドイツ車の人気が高い。韓国輸入自動車協会（ＫＡＩＤＡ）によると、今年６月末時点での最多はメルセデス・ベンツで６６万８９３台、２位はＢＭＷで５８万３７０５台だった。次いでアウディ（２２万７１２３台）、フォルクスワーゲン（ＶＷ、２１万６１４７台）、レクサス（１２万７８２３台）の順だった。　最多登録モデルはＢＭＷ「５２０ｄ」（６万６３４２台）。２位はレクサス「ＥＳ３００ｈ」（５万６９１２台）だった。　自動車業界関係者は「輸入車がぜいたく品だという認識は国内市場から次第に消えている」と話し、輸入車人気が続くとの見通しを示した。