キム・ゴンヒ の最新ニュースまとめ
尹大統領と夫人のキム・ゴンヒ(金建希)氏はこの日午後、ソウル近郊のヨンイン(龍仁)市にあるサムスン火災盲導犬学校で、引退犬の「セロミ」を引き取ったと大統領室のイ・ジェミョン(李宰明)副報道官が書面で伝えた。
この犬は2013年12月に生まれたメスのラブラドール・レトリバーだ。
この日の行事には子犬の時に1年間育て訓練したチン・ミンギョン氏家族と、2016年から今月まで6年間、盲導犬のパートナーだった視覚障害者のキム・ハンスク氏家族が同席した。
行事では長年盲導犬に助けられてきたキム氏が、盲導犬のベストを脱がせた。これは盲導犬から公式引退することを意味する。
続いて尹大統領が引退犬のベストを着せ、夫人が花のネックレスをかけて、引退を祝った。
尹大統領夫妻は現在、官邸で犬5匹、猫5匹と一緒に暮らしている。尹大統領夫妻のペットは11匹目。
尹大統領は「セロミは、クリスマスイブに私がもらったプレゼントの中で、私に一番大きな喜びと幸せを与えるプレゼント」と述べた。
続けて「盲導犬が引退後に新たに引き取られることを『引退犬のホームケア』というが、むしろ私たち家族がセロミにケアを受けるようで、より幸せになりそうだ」と付け加えた。
また「視覚障害者の盲導犬が、店や公共の場所で拒否されることがないよう、市民の認識改善のために皆で努力しよう。盲導犬歓迎の案内文を店に貼る運動を全国的に拡散してほしい」と強調した。
大統領夫人は「動物は人間の最も大切な友人であることを今日あらためて感じた。まだ一部では動物を虐待するなど、物のように扱うケースをたびたび目にする。虐待を受けて傷つく動物がいないように、韓国社会の認識改善のため最後まで最善を尽くしたい」と述べた。
李副報道官によると、尹大統領夫妻は盲導犬学校の引退犬担当者に、「飼料以外のおやつを与えてもいいのか。他の子犬と円満な関係を結ぶためには、どのような努力をしなければならないのか」などと、さまざまな質問をしたという。
尹大統領は大統領選候補だった今年1月19日、サムスン火災の盲導犬学校を訪れ、「当選したら、引退する盲導犬を引き取り、面倒をみたい」と話していた。
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