全障連の地下鉄乗車デモ、ゲリラ戦に変わる…予告なしでデモを実施＝韓国

韓国の「全国障害者差別撤廃連帯（全障連）」が19日に行う出勤時間帯の地下鉄乗車デモに関し、「今後は地下鉄駅のデモ場所を予告しない」との方針を明らかにした。

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全障連は18日午後、報道資料を通じて「ソウル市の無停車通過措置を防ぐため、地下鉄の駅舎を知らせずに（デモを）行う」と述べた。これまで全障連はデモに先立ち、乗車デモの駅と動線などについてSNSを通じて公開してきた。しかし、14日に施行された無停車通過措置に反発し、このように対応強度を高めた。

全障連はこの日「午前8時の地下鉄宣伝戦は地下鉄の駅舎を知らせずに行い、午前9時までに大統領室駅（サムガクチ〈三角地〉駅4号線、スンデ〈淑大〉入口駅方向乗り場1-1）に集結する。場所が知られると、ソウル市は無停車通過措置を取るため、やむを得ず宣伝戦の場所を事前に告知しないことをご了承ください」と述べた。

全障連はこの1年間、出勤時間帯の地下鉄駅で車椅子の車輪を列車と乗り場の間に挟むなどのやり方でデモを進めてきた。14日に三角地駅で行われた乗車デモで7分30秒ほど運行が遅延すると、ソウル市は一度無停車通過で対応している。

これに対し、全障連はオ・セフン（呉世勲）ソウル市長を糾弾し、ソウル市と対立してきた。全障連は「国家によって障害者がこれまでに受けてきた差別と暴力を圧縮する呉世勲ソウル市長の『無停車通過』措置を糾弾する。無停車通過措置は集会デモの自由に対する過度な基本権侵害である」と批判した。