カタールのAl Kass TVは10日(現地時間)、Twitterを通して自社のカメラマン、ハリド・アル=ミスラムさんが前日死亡したと伝え、哀悼の意を表した。現在まで、彼の死因や詳しい死亡経緯などは明かされていない。
現地メディアなどはミスラムさんの死がW杯取材中に突然死した米国人ジャーナリスト、グラント・ウォールさんの死から数時間後だったと大きく報じた。
これを前にウォールさんは同日(10日)、カタールのルサイル・アイコニック・スタジアムでおこなわれたアルゼンチン対オランダ戦を取材中に突然倒れ、現場で応急処置を受けたが、その後、死亡した。
ウォールさんの正確な死因は明かされていない。ただし、最近の彼は健康状態がよくなかったと伝えられた。ウォールさんは最近、自身のSNSに「3週間ほぼ寝られず、ストレスがひどい。体が壊れそうだ」とつづっていた。また、「米国とオランダ戦(12月3日)に症状が悪化した。胸の上の部分に強い圧迫感と不快感がある」と述べた。
ウォールさんはこれまで、性少数者を弾圧するカタール政府を批判してきた。先月22日にも、米国対イングランド戦に性少数者を象徴するレインボー色のTシャツを着用し、30分後に拘禁された。
ウォールさんの弟はカタール政府が彼を殺害したと主張している。弟は自身のInstagramに「兄は健康だった。自分が殺される危険があると言っていたことがある」と明かした。
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