中古ブランド品詐欺夫婦の妻、夫への詐欺も発覚…「相続紛争のため4億ウォン詐取」&「3つ子出産と見せかけ」(画像提供:wowkorea)
中古ブランド品詐欺夫婦の妻、夫への詐欺も発覚…「相続紛争のため4億ウォン詐取」&「3つ子出産と見せかけ」(画像提供:wowkorea)
韓国検察が中古ブランド品の詐欺夫婦を捜査していく中で、妻が夫をだまして結婚していたことが分かった。

 ウルサン(蔚山)地検は8日、中古ブランドバッグやジュエリーなどを販売すると言って被害者から1億1600万ウォン(約1200万円)相当をだまし取った容疑(詐欺)で拘束し、捜査していた夫婦のうち、30代の夫Aさんを嫌疑なし処分で釈放したと伝えた。

 検察は当初、Aさんと妻で20代のBの2人が被疑者と見て拘束したが、Aさんは犯行したとみるに難しく、妻Bにだまされた結婚詐欺の被害者だという。

 検察によると、Bは昨年7月、自分のことを「コーヒーのフランチャイズの相続者だ」とだましてAさんと結婚。また「相続紛争に金が必要」と言ってAさんから4億ウォン(約4000万円)を受け取った。

 Bはことし3月、Aさんや家族に対して3つ子を出産したように見せかけた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で病院での面会が禁止されている点を利用して、偽造した子どもの写真を見せてAさんらを信じさせた。

 同時に、ブランド品詐欺をはたらき、検挙された後には夫Aさんと共に犯行に及んだと証言した。

 検察は携帯電話や口座を分析するなどしてAさんが結婚詐欺の被害者であることを確認した。

 検察関係者は「Bが結婚詐欺で4億ウォンを詐取したことは親族相盗例の規定上、処罰が不可能で立件できず、中古ブランド品詐欺容疑を維持して捜査を続けている」と説明した。

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