韓国クァンジュ(光州)地裁スンチョン(順天)支院は1日、殺人、障害者福祉法違反などの容疑で拘束起訴された30代の女性A氏に懲役25年を言い渡した。
裁判所は「被告人は普段知的障害を患っている被害者が清掃をきちんとしないという理由で常習的に暴行して死亡させた」とし「頭、腹部、胸などの部位に数回にわたって暴行を受けた被害者は、被告人より小柄で持病を患っているため、暴行によって敗血症などが悪化したものとみられる」と指摘した。
続けて、「殺害の動機がなくても常習的な暴行によって死亡の結果を認識できたものと見られ、自分の暴力が明らかになることを恐れて被害者を病院に連れて行かず、モーテルの部屋に放置した」とし「自ら何の防御能力もなかった被害者が、助けも救助も要請できないまま息を引き取りながら感じた悲しみと恐怖は想像し難い」と量刑理由について明らかにした。
A氏は5月17日午後9時ごろ、チョルラナムド(全羅南道)ヨス(麗水)市のあるモーテルで知的障害を患っている伯母を数回にわたって暴行した後、放置して死亡させた疑いで拘束起訴された。
これに先立ち、検察は結審公判でA氏に懲役20年を求刑していた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99